どうなる?「Chromeアプリの段階的終了」の真意とスケジュール

Chromeアプリ提供終了はどうなるのか

ネット上の様々な場所で見かける「Chromeアプリ終了」の文字。
米国時間2016年8月19日に、Googleが発表した内容が発端になっていますが、どのような経緯でChromeアプリサポート終了に至ったのか。その理由廃止までの具体的なスケジュールを整理していきます。

Googleが発表したChromeアプリの段階的な終了
何となく「終わる」という響きに物悲しさと絶望感を覚える方も多いと思いますが、一部提供とサポートを終了するという意味であり完全に廃止されるわけではありませんので、ご安心ください。

そもそもChromeアプリとはどんものなのか?

ChromeOSで提供されるChromeアプリ

Photo by:http://www.pcmweb.nl/nieuws/google-ontwikkelt-chromebook-met-touchscreen.htmlL

Chromeアプリは2013年9月から提供されてきたGoogleのサービスで、WindowsやMac、Linuxデスクトップ上において、別ウィンドウで通常のアプリケーションのように動作させられる機能を持っています。
マルチプラットフォーム対応、すなわちどのOSにも対応していることから、アプリを簡単に作ることができる上に、Chromeウェブストアから気軽にインストールできるという利点がありました。
よく、Chrome拡張機能と混同されがちなChromeアプリでしたが、Chromebookの登場によってオフラインでも起動できる点でその価値が見直されているサービスです。

知ってた?Chromebookアプリの中でも更に種類がある

一口にChromebookアプリと言っても、実はその中でも2種類あります。Chromeウェブストアでアプリをクリックすると、2つのタイプが選択可能になっていたことにお気付きでしたか。
そう、Chromeアプリはオフラインでも起動・操作でき、単体で使える「パッケージアプリ」とWebアプリへのリンクである「ホステッドアプリ」の2種類があります。

なぜ段階的に終了するのか?

今回のサポート終了の理由をGoogleは「無駄を省くため」と説明しました。もっと詳しく説明しますと、こうです。 
GoogleChromeユーザーの中で、パッケージアプリを使用している人はわずかに1%であり、ホステッドアプリはそもそもアプリを通さずともWEBへ直接アクセスすればいいだけなので、これは無駄に当たるのではないかと考えたわけです。
つまり、この2つの“無駄”を省いて、GoogleChromeをもっと単純化しようというのが今回のサポート終了の理由になります。これなら納得できますよね。

Chromeアプリはいきなり全廃止?

もちろん違います。
今回終了するのは、Windows、Mac、Linux向けのGoogleChromeのみであり、ChromebookすなわちChromeOS向けのサービスおよびサポートは継続されます。

「段階的終了」とは? 具体的なスケジュールは?

段階的に提供、配布およびサポートが終了するという意味で以下の3段階で進められる予定です。

  • 2016年中に、新規公開のChromeアプリはChrome OS向けのみになります。(※既存アプリのアップデートは可能)
  • 2017年下半期に、Chromeブラウザで開いたChromeウェブストアではアプリが表示されなくなります。(※拡張機能とテーマは表示される)
  • 2018年初頭に、ChromeブラウザでChromeアプリを起動できなくなります。

いかがですか。Chromebookユーザーはこれまで通り利用できますし、それ以外でも段階的に準備ができますので慌てなくて済みますよね。

終わるものもあれば、始まるものもある

AndroidアプリがChromeOSで提供開始

Photo by :http://chromesoku.com/list-android-app-suport/

ちなみに、ChromebookアプリはChromeOS以外のサービスが段階的に終了しますが、ChromebookにAndroid アプリをインストールできるようになりました。
できるようになったと言っても、正式対応はまだ3機種のみにとどまっており、私が使っているAcer Chromebook 14含め他の機種はもう少し時間がかかるようです。

▼詳細はこちらのページから随時確認できます。  

Chrome OS Systems Supporting Android Apps – The Chromium Projects

Home of the Chromium Open Source Project

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