私はこうした!インターホン(ドアホン)の違いと選び方

パナソニックドアホンの付属品

 「ピンポーン」は玄関に人が来たサイン。昔はこれだけでしたが、今は会話ができたり、相手の顔が映ったり、果ては外出先からお客さんの顔をみることさえもできるようになりました。名称も「ドアホン」や「インターホン」と様々ですが、この違いって何なのかご存知ですか。
 正直私もよく知りませんでしたが、今回家のドアホンの故障に伴い、ちょっと調べてみました。同じようにドアホンの交換を考えていらっしゃる方はぜひ、参考にしみてくださいね。

ドアホン・インターホンの違いと歴史

 ドアホン、インターホンどちらの言い方が正しいのか、結論から言いますと…どちらも正解です。調べてみますと、ドアホン・インターホンはそれぞれその機能を代表する名称が元になっているようで、時期によって言い方が変わっただけのようです。それらを順番にみていきましょう。

玄関ブザー

ベークライト製押しボタン
Photo by: ヤフオク
 手で直接ドアを叩くのが一般的だった玄関ですが、それでは家の奥にいると来客に気付かないこともありますよね。そこで登場したのが、”玄関ブザー”と言われるものです。ボタンを押している間「ジー」「ブー」と鳴るもので、玄関にいなくても来客を押してくれますが、その音は非常に原始的で耳障りだと感じることもあるくらいの音です。

玄関チャイムとのぞき穴

のぞき穴
Photo by: あんしんあんぜんはりねずみ  
 今までの「ビー」や「ジー」に代わって、「ピンポーン」という明るい音色の”玄関チャイム”が現れました。これは以前の音に比べてだいぶ耳に心地よく柔らかい音色であったため、瞬く間に各家庭に浸透していきました。

 そして、どこの家でも来訪者は必ず「ピンポーン」という音の後で迎え入れられるようになり、人々の会話にも「着いたらピンポン押してね」と、来訪者の代名詞とも言える存在になっていきました。

 また、この頃になると、「防犯対策」という言葉が現れ始め、玄関ドアに外を見るための「のぞき穴」、「のぞき窓」と呼ばれる小さなレンズ付きの穴が付くようになります。ドアを開けなくても誰が来たのかわかるようになったことは非常に画期的なことでした。

インターホン

interphone
Photo by: 生活110番
 今度は玄関の外と家の中で会話が出来るようになります。初期のタイプは、お互いにボタンを押し続けている間は、相手に声が伝わるといった方式でしたが、次第に一度押して話せば、押し続けていなくてもこちらの声が伝わるようになっていきます。これが”インターホン”と呼ばれるようになります。
 顔はお互いに見えませんが、相手の声は鮮明に聞こえるため、わざわざ玄関先まで出てきて、大声を出さなくてもはっきりと伝わるので、格段に便利になりました。

ドアホン

相手の顔を見ながら話すことができるドアホンの登場
Photo by: Sygnovate
 ここからいよいよ”ドアホン”の登場です。
「声」のみならず、ついに「顔」も見て話が出来るようになります。当然プライバシー保護の観点から、来訪者の顔は見えても、そこに住んでいる人の顔は来訪者には見えない仕組みになっています。

 また、来訪者を映し出すモニター画面もモノクロからカラーに変わり、動きもスムーズに変化。カメラも広角になって、その人だけでなく周囲に何か怪しいものがないかなど、広範囲が鮮明に映し出されるようになりました。
 この、来訪者がカメラに映し出されて屋内からテレビ画面で見るようなスタイルになってから、「ドアホン」という名称で呼ばれるようになったようです。

ドアホンの選び方は?

 ざっと国内のインターホン(ドアホン)の歴史がわかったところで、いよいよその選び方をご紹介していきます。

設置方式で選ぶ

 これから新設、または交換しようとしているインターホン(ドアホン)の電源の取り方および設置方法の違いについて、まずはみていきます。これによって選択肢はだいぶ限られてきますので、この確認作業はは最重要ポイントです。

電源コード式

電源プラグのあるドアホン
Photo by: YAHOO!知恵袋
 設置付近にプラグがあり、コンセントから100V電源を供給することができるタイプです。電源の抜き差しが簡単なため、スムーズに交換することができます。また近くでなくても、室内のコンセントから延長するかたちで設置している場合もあります。

電源直結式

power-supply-direct-coupled-door-phone
Photo by: YAHOO!知恵袋
 電源プラグがなく、機器に直接電源線を引き込むタイプです。戸建によく見られる方式です。このタイプは交換時に感電の恐れがあるため、電気工事士の資格を持った人でなければ取り付けはできません。間違っても「ネットで調べた」程度の知識では扱わないようにしましょう。

乾電池式

乾電池式のドアホン
Photo by: 自宅の電気(設備)を点検
 電源プラグがない、または近くに電源が全くない場合はこれにあたります。また、賃貸に住んでる方で、いずれ原状回復が必要な方にもこの方式のものはオススメです。
 最近多く見かけるのは、元々電源直結式のドアホンを利用されており、故障を機に無線式、すなわち乾電池式に付け替えようという方です。高機能モデルはありませんが、寸法等があえばこの方式が配線工事を必要としないので、人気のモデルです。

ドアホンの機能はこんなにあります

設置方式が分かったところで、いよいよインターホン(ドアホン)を選んでいきますが、通話以外にもたくさんの機能がありますので、必要な機能が入ったモデルを選ぶようにしましょう。

広角レンズと照明機能付き

ドアホンの広角レンズ
Photo by: ビッグカメラ.com

ワイド画面で広い範囲を確認できる広角レンズ。最新モデルは上下左右の角度が改善され、より広い範囲を確認することができるようになりました。また、LEDライトがついているのモデルが登場し、夜間でもハッキリと相手の顔を見ることができます。

動画としてSDカードに録画

様々な種類のSDカード
Photo by: PentaxForum
会話の一部始終を動画として録画することができるモデルがあります。機種によって対応しているSDカードが違いますので、取扱説明書等でしっかり確認しておきましょう。
ちなみに、SDカードの選び方など詳細を知りたい方はこちらをどうぞ▼

もう迷わない!用途別・目的別【SDカード】の選び方を徹底解説

2017.03.08

静止画として連続録画

Still-image-recording-functionPhoto by: ビッグカメラ.com
 機種によって撮影枚数は異なりますが、留守中の来客を知る方法として、この撮影機能は非常に重宝します。

ボイスチェンジ機能

ボイスチェンジ機能
Photo by: Panasonic.jp
 最近、固定電話にもみられるようになったこのボイスチェンジ機能。インターホン(ドアホン)にも搭載されている場合があります。ちょっと断りづらいセールスなどを撃退するときなどに大活躍します。

主なメーカーTOP3

 どの世界にも人気メーカーがあるように、このインターホン(ドアホン)にも有名なメーカーがたくさんあります。その中から特に有名な3社をご紹介しましょう。

パナソニック(Panasonic)

パナソニック(Panasonic)  ワイヤレスモニター付テレビドアホン どこでもドアホン VL-SWD303KL 1960年(昭和35年)に、国内初のプッシュボタンスイッチ式インターホンを発売したのは、松下電器産業(現:パナソニック)ということもあり、老舗の最大手といえるでしょう。
 全機種がカラー液晶と録画機能、子機を備え、スマホとも連動できる「どこでもドアホン」シリーズや、玄関に本体を取り付けるだけで使用できる「ドアモニ」シリーズなどが有名です。特にドアモニシリーズは、回線工事が不要ということもあって賃貸住居者からの圧倒的な支持を得ています。

アイホン

アイホン ROCOタッチポータブル カラーテレビドアホン 【AC電源プラグ式 録画機能付 玄関1台 室内2台】 KH-77 愛知県名古屋市中区に本社を置く電気機器メーカーで、インターホン業界でトップシェアを有しています。ちなみに、Apple社のiPhoneは「アイフォーン」と日本語読みしますが、あれはこのアイホンとかぶらないようにと双方合意のもとで取り決められたからなんです。
 全機種タッチパネル式のROCOシリーズが有名で、玄関先がほぼ真横まで見える左右画角約170cmのワイドシリーズから録画機能を持つものまで幅広くラインアップしています。

ELPA朝日電気

ELPA ワイヤレステレビドアホン WDP-100 ELPAこと朝日電気は大阪府に拠点を置く総合電器メーカーで、延長コードから防犯機器、お店のコールシステムなど幅広く取り扱っています。
他メーカーより安価であり、種類が多いことから絶大な人気を誇っています。

 

 

パナソニック(Panasonic)ドアホンレビュー

 パナソニック(Panasonic) ワイヤレステレビドアホン VL-SGD10L
 いよいよここからは、今回実際に購入したパナソニックのワイヤレステレビドアホン(VL-SGD10L)のレビューをご紹介しましょう。

ワイヤレステレビドアホン(VL-SGD10L)の基本スペック

製品型番 VL-SGD10L
商品重量 821g
親機(モニター)サイズ 約幅8×奥行2.45×高さ12.3cm
玄関子機(カメラ)サイズ 約幅9.9×奥行3.72×高さ13.1cm
親機仕様(VL-MGD10)電源 専用ニッケル水素電池(KX-FAN57 ※付属)
玄関子機仕様(VL-VG560L)電源 単3型電池6本(別売り)
付属品 ワイヤレスモニター壁掛け用ねじ(長さ20mm)×2本、充電台×1、ACアダプタ×1、電池パック×1、ワイヤレス玄関子機壁掛け用ねじ(長さ25mm)×2本、防水シート×1

 電池は別売りです。パナソニック製充電式エボルタをメーカーは推奨していますね。その際は充電器も忘れずに購入しましょう。
 

 

元のチャイムと交換

故障したもとのチャイム

 パネルも外れてますが、このチャイムは押してもボタン部分が陥没して戻ってこない状態になってしまいました。当然、ピンポンも鳴らず。来客者が途方に暮れてしまうという状態でした。もちろん、型が古すぎて修理も買い替えもできません。

賃貸なので乾電池式

配線不要の乾電池式ドアホン

 取り付けられるかどうか不安が残りましたが、配線不要の乾電池式ドアホンを購入しました。安心のパナソニック製。

親機モニター用の電源が必要

子機用に電源が必要

こちらが子機。この子機用電源の確保が必要です。

まずは元のチャイムを取り外し

古いチャイムを取り外す

扉は鉄製なので、新たに穴をあけることは不可能。であれば、元々の穴を利用するかたちになりますが、幸いチャイム用に3箇所とのぞき穴用を含めて4箇所あったので何とかなりました。

設置後の新しいドアホン

裏に添え木を設置し、付属のネジだけで無事設置完了!

配線不要で防犯対策もできました!

パナソニックドアホンの付属品

 取り付けもスムーズで安心して使えるパナソニックドアホン(VL-SGD10L)賃貸向けにもお勧めできる商品です。












パナソニックドアホンの付属品